真珠の歴史(あこや真珠)について

今も昔も宝飾品として人気のある真珠ですが、その歴史も古くクレオパトラもイヤリングで使用していたというエピソードがあります。

その価値も一つの真珠で国を一つ買えるほどの価値があったと伝えられています。

真珠といってもその数は多く、その中でも最も美しいと言われていたのはあこや真珠でした。

あこや真珠が取れる産地は限られていて、中でもバーレーン近海は美しい天然真珠が採れる一大産地として世界中にバーレーン真珠が輸出されていました。

その後、19世紀から20世紀初頭にかけて天然真珠のピークを迎え、当時はダイヤモンドよりも高価でした。

日本においても真珠は採れていましたが、アコヤガイにおいては絶滅の危機に瀕していました。

そこで注目されたのが20世紀初頭からの養殖真珠です。

天然物よりも形が美しく大量に供給できることが可能になりました。

現在においても冠婚葬祭以外でも人気があり宝飾品に良く用いられています。